「どんなランドセルを選んだらいいんだろう?」と悩むママも多いはず。。。
実際に私も、最初はデザイン重視で選んでいましたが、調べるうちに機能や子どもの使いやすさを優先したランドセルを選びたいと考えるようになりました。今回は、そんな私が実際に体験した“ラン活沼”のリアル体験談と、最終的に候補に残ったランドセルをご紹介します。
■ ラン活沼にはまるまで
最初に気になったのはインスタのフォロワーさんの間でも大人気の土屋鞄の姉妹ブランドである「grirose」。上品でシンプルなデザインに惹かれて、店舗予約をしてさっそく実物をチェック!
下調べも特にせずに行ったので、単純に色味やデザイン・内装を見る程度で初めてのランドセル選びは終了。娘はランドセルにわくわくしている様子はあまり見られず(笑)、自分の好きな色のランドセルを2~3個試していました。なかでも娘が気に入ったのは“コフレパールのサンセットチーク”というモデル。でも、私は「もう少し落ち着いた色のほうが似合う気がするけど…?土屋鞄のような正統派デザインの方が高学年になっても安心して持てるのでは…?」と即決できず。
これをきっかけに、様々なブランドを比較検討する中で、フィッティング専門店と出会い、娘の体格にあった負担軽減を考えられたランドセルを選びたいと考えるようになりました。
今は立ち上がり背カンが一般的なので、負担軽減についてはそんなに変わらないんじゃない?と思われるかもしれませんが、背カンも種類が様々で、さらに肩ベルトや背あての形も各社工夫されており奥が深いランドセル業界。フィッティングのポイントも各社説明されていますが、しっかりとプロに見てもらいたいと思い、わざわざフィッティング専門店にも行ってみました。
フィッティング専門店との出会いによって、それまでなんとなく良さそうという理由で工房系ばかりを見ていましたが、機能性を重視するのであればメーカー系も候補に入れるべきだと考えるようになりました。中でも「榮伸」というメーカーの機能が気に入り、調べていくと、百貨店モデルやニノニナ、リリコといったデザイン力の高いブランドまでも手掛けていると知り、さらに沼にはいっていくことに。最初こそ、工房系のシンプル上品なモデルを好んでいた私ですが、娘はわかりやすく可愛いモデルが好きそうなので、これまで選択肢外であった刺繍等のデザイン性のあるブランドも見るようになると、どんどん候補が増えていくばかりでした…。
■ ランドセル選びの条件を見直し!
候補がありすぎるため、ランドセル選びの条件を明確にリストアップすることに👇
✅ 大マチ12.5㎝以上 → 収納力重視。できるだけ手持ちを減らしてあげたい。
✅ ラウンドファスナー前ポケット → 女児なのでポーチや小物を入れることも想定。
✅ 負担軽減機能を考えられたブランドであること → フィッテング重視、中でも娘にあうブランドはこちらでした→村瀬鞄行・榮伸製・キッズアミ
✅ 錠前自動ロック → ありなしだと、ありでいいよな~という感想。
✅ 1300g未満 → 人工皮革を想定しているので、これ以上の重さは外しました。
✅ 価格8万円未満 → 人工皮革に8万以上は出せない。
✅ 色・デザインは娘のときめきに任せる
■ 最終候補モデル
🔹 【村瀬鞄行】エアリープリモ/ラベンダー
➡️ 79,750円/1230g/大マチ14cm/シボ素材で高見え&安全ナスカン付き
ランドセル販売員さんからも評価が高い村瀬。工房であるのに、負担軽減まで妥協していない作りに、工房とメーカーのいいとこどり♪という好印象。好みが分かれるかもしれませんが、中マチをなくしたニューデザインもいいなと思いました。こちらのモデルは村瀬の中でもデザイン性のあるモデルですが、残念ながら娘のときめきは低そうでした。
🔹 【キッズアミ】百貨店モデル アイドル/パウダーピンク
➡️ 71,500円/1110g/内装のコスメ柄に娘が一目惚れした
お化粧ブームの娘には内装のコスメ柄がヒットしました。百貨店モデルはデザインも落ち着いていて、メーカーのデザインが気に入らないという親御さんたちには検討の余地があるな~と感じました。半かぶせはデメリットも聞きますが、上の子が半かぶせだと下の子も半かぶせをリピートする家が多いと聞き、実際は使い勝手がいいのかも?という印象。何より軽い!
🔹 【リリコ】プティーニ/オールドラベンダー
➡️ 74,800円/1280g/前ポケットには仕分けポケット付き/ウィング背カン/アンティーク金具
リリコはインスタで知っていたものの、有名なフリルデザインのものの印象が強く、もともとは候補外でした。ですが、プティーニを知り、地味すぎず派手過ぎない絶妙なデザインに惹かれて展示会まで足を運んでみることにしました。実物をみると、クラリーノですがシボ感のある質感やこだわり抜いたアンティーク金具はとても高級感がありました。オールドラベンダーはくすんだ紫で、室内と屋外ではだいぶ印象が変わる色味でした。もう一つのくすみピンク色も良かったですが、ラプンツェル好きな娘は、紫を希望。よくあるラベンダー色ではなく、高学年まで安心して持てる色味で他とも被りにくそうです。榮伸製の作りなので、機能面もデザイン面も申し分なく、私的にはかなり推しのランドセル候補になりました。
■ まとめ(検討モデル一覧)
ランドセル選びはついついデザインばかりに目がいきがちですが、あくまで学用品であることを考えると負担軽減機能がしっかりしたモデルを選びたいですよね。
我が家はフィッティング専門店にも足を運び、子どもの負担軽減が考えられたモデルを親が選択し、その中から娘が気に入るものを選んでもらう方法でラン活を進めました。子の性格にもよると思いますが、展示会や店舗に連れまわすのも大変ですし、たくさん見せすぎて混乱させるのもかわいそうですので、ある程度親の方で入口を狭めてしまうのも大切だと感じました。
その他、検討したモデルについても一覧にしてみましたので、どなたかのランドセル選びの参考になれば幸いです。
